ポカポカ陽気に漂いながら

人生楽しいのは50歳から!?本当ならそうであってほしい、そうでなくても、もう十分苦労はした。山や谷は嫌っていうほど乗り越えた。なら、そろそろ、少しずつでいいから苦労以外の時間を頂戴。

す~ぅッと私の中に入ってきた彼女さん。

半年は経っただろか。

それともその日数は勘違いで、2~3ヶ月しか経ってないだろうか。

 

ずっと会いたいと思っていた人。

何故会いたいと思うのか、理由は自分でもわからない。

だけど久しぶりに会い、その答えを見つけたような気がする。

 

「もう、書いてないの?」

と聞いた女性は、現役の物書きさん。

私は、少しだけ昔、ちょっと心の行き場を失った時にペンではなく、毎日キーボードを打っていた。

来る日も来る日も、何かに取り憑かれたように物を書き続けていた。

 

それに関して思うこと、それに関ての体験したこと、それに関して耳にしたこと目にしたことを書き続けていたら、たまたまそこを通りかかった人が足を止め私が書いたものを最後まで読んでくれた。

その人が読み終えた後に感想を残してくれた言葉は、今でも忘れない。

 

彼女さんに久しぶりに会ったとき「もう、書かないの?」と聞かれ「もう書くことから離れて随分経つし、あの頃のようにはもう書けない。書くには、ネタも探さなきゃ・・」と思い浮かぶ文字を声にするも、、

その片隅で、声に出来ない文字が隠れていた。

 

“まだ、書けるかな。”

 

彼女さんに久しぶりに会って、思った。

やっぱり、思い描くことや書くことは、楽しくてしょうがない。

 

そうそう、彼女さんに以前、こんな形で声をかけた。

「どっかで会ったことある?」

そう言った瞬間、昭和のナンパを思い出した。

彼女さんは必至に過去を遡り、過去を掘り起こし、「あそこかな?」「ここかな?」「あ!それともこっち?」と思い出せるところを声にする。勿論私も思い出そうと過去の箱を引っ張り出して探す。

そして、あの場所を車で走ると、全部を思い出した。

そうそう、彼女さんに会ったのは、彼女さんが思う場所よりもっと近い場所だった。

 

きっと言ったら、笑われるだろうな。

 

 

 

彼女さんは何処となく私に似ている?

服の好みや醸し出してる何かや連れている犬の種類。

初めて話すはずなのに、違和感まったく感じないなんて。

 

彼女さんと話してると、感化される。